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2007年05月01日

パラミラド チョア!(風でもいい…)

クァク・ジェヨン監督作品の中で、印象的なシーンのいくつかには‘風’が吹いています。その‘風’がここのところ以前にもまして気になっています。

思えば、映画【僕の彼女を紹介します】の英語タイトルは‘WINDSTRUCK’でした。このWINDSTRUCKは、造語なのでしょうか。あまりにも有名なボブ・ディランの‘風に吹かれて’の原題は‘Blowin' in the Wind’ですが、それと近いものを感じます。もっともディランの歌に込められたメッセージ性とは別物なのは明らかですが。

夏休み、ミョンウがキョンジンをオフロードの旅に連れていき、山頂で両手をいっぱいに広げて言います ―

ミョンウ:俺みたいにやってみな!飛んでいるみたいだ。

(ふたりは並んで、風のなかに立つ)

ミョンウ:俺の前世はきっと風だったんだ。風のように自由になりたい!俺がいないとき、風が吹いたらそれが俺だと思って。

キョンジン:それじゃいまのこの風もあなたなの?

ミョンウ:俺の友だちだ!俺は死んだら、また風になるんだ!


windstruck070501.jpg

このミョンウの言葉にでてくる「風」が、終盤のそして映画全体のテーマにつながります。

今回改めて、シナリオブックに目を通しましたが、全4章から構成されています。各章題を抜き出してみると、
Chapter 1 私の辞書にすまないという言葉はないの。
Chapter 2 私、黒い鍵盤は弾かないの。
Chapter 3 後を追って死ぬのが嫌だから。
Chapter 4 風でもいい。

クァク監督がこの映画で描く‘風’は、人間の内奥(soul 魂)に届くようなものだと思いますが、こうした感覚は日本人にとっても馴染みあるもののような気がします。

あてはありませんが、ちょっと‘風’に吹かれてみようかなと思います。
 
YouTube版【僕の彼女を紹介します】Part 5
posted by sakae at 23:58 | Comment(3) | TrackBack(0) | 風の時辰儀
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