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2007年01月11日

“最高待遇日本行き” ― クァク・ジェヨン監督作品【サイボーグの彼女】

韓国の中央日報《1月9日付記事》に、クァク監督に関する記事が掲載されていました。

国内監督たちの海外進出が本格化している。海外の映画界で認められたスター監督たちにラブコールがおくられる中、実際に外国行きを決めた監督たちも出ている。海外で韓国の監督たちが外国人俳優やスタッフとともに外国語のせりふからなる映画を演出して、韓国映画の境界を拡大する試みだ。韓国映画ブランドの世界化、あるいは国内市場だけでは限界に達した忠武路の新しい模索という点で注目されている。

kaku070111.JPG

【猟奇的な彼女】のクァク・ジェヨン監督は、日本行飛行機に乗る。制作コスト10億円の大作【サイボーグの彼女】のためだ。監督の持ち味をいかしたファンタジーロマンス物だ。未来から来たガールフレンド(サイボーグ)が主人公の男性の運命を変えるという内容。

今月末に撮影に入り、今年の末封切りする予定だ。日本の中堅映画社トライストーンが制作して、全員日本人の俳優とスタッフとともに日本語で撮る。

3年間ゆうばり映画祭で審査委員として参加したクァク監督は、【猟奇的な彼女】【僕の彼女を紹介します】などの興行で日本における株価が上がった。「その間、日本のマンガのリメークなど多様な演出提案を受けたが、自作のシナリオで演出することを決めた」と言う彼は、「よりプロフェッショナルな制作システムを経験する機会であると同時に、韓流危機がささやかれる中、韓国監督の演出力を見せたい」と抱負を述べた。

ハリウッドも一方的にシナリオを指定してくる代わりに、監督の自作シナリオに関心を見せ、演出権を保障するなど条件も改善している。クァク・ジェヨン監督はやはり「演出料の面で日本が最も良い監督待遇を提示した」と明らかにした。

ハリウッド一辺倒から脱して、フランスや日本など対象国とジャンルが多様になることも意味あるところだ。

映画界のある関係者は、「ひとときハリウッドに進出したアジア監督たちが、日本は“ホラー”、中国・香港は“武侠”などでジャンルに閉じこめられて消耗した場合が多かった」「わが国の監督らがまず国内の舞台で充実し、次に自分の色をいかすことができる海外で領域を広げて行くことは励みになる」と語った。

クァク監督に日本で映画を撮ってもらいたいという熱い思いが、今回の【サイボーグの彼女】制作につながったのでしょう。

聞くところによると、【神戸→東京→福島県いわき市→岐阜県郡上八幡】とロケが予定されているそうで、いまから期待に胸膨らみます。
 

この記事へのコメント
先週の”お知らせ”から一週間。
クァク監督の日本での映画に関するお話をありがとうございます!

製作が静かに歩みだしたようですが、まだ発表に至る段階ではないのでしょうね。
主だったお話は…と思っていましたが、こうしてsakaeさんが探してくださった中央日報さんのニュースにその経緯が書かれてあることで(いつもながら素晴らしい翻訳をありがとうございます♪)、監督が日本でのお仕事を決めたいきさつもわかりました。
お名前の浸透度はもちろんのこと、クァク監督ならではのストーリーの作品に期待が膨らみますね。

エキストラ募集サイトではこちらの映画に関するお話が幾つかあったようです。 噂の綾瀬さん?もですが、クァク監督のメガホンを取る姿を見たく参加される方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本でのラブコールに心を決めていただいて、嬉しいですね。
胸が高鳴るクァク監督の新作を楽しみにしております☆
Posted by vita88 at 2007年01月11日 06:50
クァクカラー、楽しみですね。
14日神戸大学からスタート、でしょうか。

そろそろ公式発表、ないかなぁ??
Posted by saki at 2007年01月11日 08:24
注目の記事に関連記事を探して続報をつけて下さるsakaeさんには、いつも感心&感謝しております。今回も本当にいいタイミングで「どうして日本で?」に答えて下さる記事、ありがとうございます。

時間がなくて↑で一言コメントを入れさせていただいたのですが、丁寧かつなめらかに翻訳して下さった記事に、韓国映画に詳しくない私にはわからない所がありました。

>韓国映画ブランドの世界化、あるいは国内市場だけでは限界に達した忠武路の新しい模索という点で注目されている。

忠武路? 
私の「【忠武路】ってなんだろう?」に(↓)が答えて下さいました♪
http://japanese.tour2korea.com/02Culture/Movies/movie_01.asp?kosm=m2_4&konum=1

【忠武路】は映画関係の会社が集まっているソウルの地名だったのですね。sakaeさんのおかげで、わからせていただくことばかりです。いつもありがとうございます!

今年の末までの予定で、この韓国映画のメッカ【忠武路】をアップグレードする計画との記事もありました。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/09/29/20060929000042.html


韓国映画ブランドの世界化、新しい模索...。
クァク・ジェヨン監督の挑戦は、始まったばかりです。
彼もまた、持続可能な新しい韓流の道を探って。
Posted by saki at 2007年01月11日 10:49
クァク監督の最新映画の撮影監督を務められる林淳一郎さんのブログを拝見すると、sakaeさんご紹介のこちらの映画、17日にクランクインだったようです。
http://blog.livedoor.jp/dp_junpey/

15日の記事には
>神戸の街のロケ協力には驚きます。平気で路上封鎖...
>3カ月”大特撮”、頑張ってみよう!

そして、昨夜には
「郭監督のアイデアがなかなか面白く、こちらも張り合いがある。
どんな平凡に思えるシーンにも面白いアイデア満載なのだ。
それなので撮影するほうも大変なことになる。
映画を撮っている実感はものすごくある。
狙い通りの映画になると面白い映画になると思う。」と。

どうやら、映画の正式名称は【僕の彼女はサイボーグ】のようですね。
ん〜〜、”僕カノ”と短縮するわけにもいかず、なんとお呼びすればいいのかしら?

皆さん、わくわくしますね!!
Posted by saki at 2007年01月19日 13:48
おはようございます。
報じられたニュースに瞬時にsakaeさんにいただいたこちらのお話を重ねました。

>3年間ゆうばり映画祭で審査委員として参加したクァク監督

映画人・クァク監督にとっての日本・夕張への思い。
かの地で結ばれた‘縁’‘絆’に思いを馳せ、胸を熱くされた方は、私だけではないのではないでしょうか。

1990年より2006年まで北海道夕張市で開催され、市の財政破綻のために一昨年より中止されていた【ゆうばり国際ファンタスティック映画祭】の再生。そのオープニング作品としてクァク監督【僕の彼女はサイボーグ】が上映、復活の大きな一歩に花を添えます。

http://yubarifanta.com/index_pc.php?ct=report.php&langue=21010

招待作品は話題作のオンパレード♪なんですね。
【砂時計】や【光州5・18】、内田けんじ監督の映画第2弾【アフタースクール】など、こちらのブログでそのタイトルがお馴染みとなった作品も見つけることが出来ます。


たくさんの時間と愛を傾けられての永久保存の貴重な記事の数々をスクラップブックのように拝見のひととき。sakaeさんにいただいた記事で、先のニュースに深みとクァク監督その人の体温が伝わります。

ありがとうございます。
Posted by saki at 2008年02月09日 06:35
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