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2006年08月31日

急速な少子化現象 ― 韓国女性の合計特殊出生率は世界最低

韓国ドラマや映画をいくつか観ていると、そこに描かれる女性像にも関心は及びます。また、12月に日本でも公開されると聞くドラマ【恋愛時代】について何回か触れましたが、女性を取り巻く現代の韓国社会状況にも、まだ僅かですが興味を抱いています。

こうした折、例によって日曜版新聞各紙の書評で取り上げられた本で、目を引いたのが ―



朝日新聞書評欄》で、小林良彰・慶應大学教授は次のように書かれています。

同書によれば、まず70年代までの朴正熙大統領下における強力な人口増加抑制政策により出生率が減り始めると、少ない子どもに教育費をかけるようになり、大学進学率が男女ともに8割を超えるようになった。

このため大卒がエリートではなくなり、4年制大卒女性の40%しか正規職に就けない厳しい「買い手市場」となる。

また、せっかく希望通りの仕事に就いたとしても、いったん職場を離れた女性がホワイトカラー職に戻ることは困難であり、再就職で就く仕事の9割が販売サービス・単純労働職となっている。

その結果、出産より現在の仕事の継続を望む女性が増えていることが少子化の一因になっている。

「60年に6.0あった合計特殊出生率が最近では1.1を下回」るというのですから、その《推移》は、まさに激減です。

同様の問題を抱える日本が参考にすることのできる点もあるようで、「公務員採用に際して女性にアドバンテージを与えたり」、「選挙に際して一定割合の候補者を女性にする[クオーター制]を導入したり」といった施策がとられているそうです。

いずれにしろ現代女性の意識は以前と比べて大きく変化し、また変化しつつあって、日本でも韓国でもその流れを読めないドラマや映画は、やがて見向きもされなくなるのだろうと思います。


チェオク:謝ることはできません。ひざまずいて謝るほどの罪ではないと思います。

『シナリオ・ブック』(p.19)


↑ちょっと違いますか^^;
posted by sakae at 01:45 | Comment(2) | TrackBack(0) |

たらこダンスだ! ― 【たらこ・たらこ・たらこ たっぷりたらこボックス】

今年のはじめ《きもかわいい!?》でとりあげた、「たらこキユーピー」がCDデビューすることはすでにご存知ですよね。(なんてったって、Amazonランキングで只今第5位ですから!)


この初回限定盤には ―
◎オリジナルたらこキユーピー でか☆ふわストラップ
◎たっぷりたらこステッカー・シート
◎CD-EXTRAにはこの歌を歌っている「キグルミ」のかわいい振り付けプロモーションビデオ収録

と盛りだくさんの内容になっていますが、いま《Yahoo!動画》にて、上記のPVがフルバージョンで視聴できます!
「た〜らこ〜♪た〜らこ〜♪」がくせになる。かわいい振りつきPVを初フル配信!なぞのベールに包まれたキグルミの正体が明らかに!

“キグルミ”ちゃんも可愛いです^^




posted by sakae at 00:04 | Comment(5) | TrackBack(0) | 音楽

2006年08月30日

チャ・テヒョンとハ・ジウォン ― 韓国映画【パボ】

何と言ってるのかわかりませんが^^; おふたりとっても楽しそう^^
 


はじめての動画
posted by sakae at 02:20 | Comment(2) | TrackBack(0) | 映画/ドラマ

2006年08月29日

復活の兆し!TV時代劇 ― 日本と韓国のケース

本日の日経夕刊・文化欄より ―
1990年代後半以降、テレビ時代劇は“冬の時代”だった。各局の時代劇の枠は減り続け、現在はNHKの「大河ドラマ」「木曜時代劇」、テレビ朝日の火曜午後7時台、TBSの「水戸黄門」だけ。

日本テレビは97年に撤退し、フジテレビも今は連続枠がない。

ぼくも時代劇を観なくなって久しいですが、子どもの頃はチャンネルを回すといつもどこかの局でチャンバラをやっていました。

しかしそうした低迷の続くテレビ時代劇の流れを突き破る、“新たな動き”が生まれつつあるというのです。
7月にドラマ制作室を新設し、ドラマ強化を打ち出したテレビ東京。その目玉として10月にはじめる「逃亡者(のがれもの)おりん」(金曜後8時)は女忍者を主人公にしたオリジナル時代劇だ。同局にとってゴールデンタイム(午後7時〜10時)の連続ドラマは6年ぶり。時代劇は実に9年ぶりとなる。

女忍者!制作者は【チェオクの剣】観たのかな^^
江戸中期、闇の組織に暗殺者として育てられた女性が、組織の真の姿を知り逃亡。人間性の回復と組織への復讐をめざす。

「正確な時代考証を踏まえつつ、『キル・ビル』などの最近の女性暗殺者映画の要素を加え、新しい時代劇を作りたい」と同局の佐々木彰ドラマ制作室長は意気込む。

そういえば、【キル・ビル】や【ラストサムライ】とか、海外のほうが日本の時代劇に熱心ですね。

日本において時代劇のファン自体は減っているわけではないそうで、テレビ朝日の「新・桃太郎侍」(火曜後7時)も25年ぶりのリメークで、

素浪人が悪を倒す設定は守りつつ、目の中に特殊効果で雷を光らせ、殺陣の場面ではハードロックを流すなど、けれん味たっぷりの演出を施している。

韓国で言うところの“フュージョン時代劇”なのかな。

只今ゆっくり視聴中(第4話を観終えました)の【チェオクの剣】で流れる音楽は斬新ですが、「新たな視聴者の掘り起こし」にはそうした大胆さは欠かせません。

フジテレビのこの秋に放送予定の2時間ドラマも、時代劇。おなじみ池波正太郎原作の「仕掛け人 藤枝梅安」で、13年ぶりとか。

元気な時代劇ならちょっと観てみようかなって気になります。

さて、片や韓国では《韓国古代の英雄たちがTVドラマに総出演》!

なかでも【チェオクの剣】の脚本を書いたチョン・ヒョンスさんが共同執筆している【朱蒙】(MBS月火ドラマ)は視聴率40%を突破するという、現代の日本では考えられない人気ぶりです。

これは勝手な推測ですが、かつて日本において全盛のころの時代劇を、韓国の現在の作り手たちも観ていたなんてことはないでしょうか。ちょうど今の韓国の若者たちが『NANA』や『20世紀少年』を愛読しているように。

だとすれば、日本の時代劇の作り手たちも、韓国ドラマから学べることもたくさんあると思います。

互いにいい刺激を与えあう関係が一番ですよね。
 

posted by sakae at 23:51 | Comment(2) | TrackBack(1) | 【チェオクの剣】

2006年08月28日

TVドラマの賞 ― エミー賞/百想(ペクサン)芸術大賞

【24】そしてジャック・バウアーことキーファー・サザーランドさんついにやりましたね!

◎《<エミー賞>「24」が最優秀ドラマ賞など、3部門受賞》によると ―

emmy2006.jpg
米テレビ界のアカデミー賞とされる「第58回プライムタイム・エミー賞」の授賞式が27日(現地時間)、米ロサンゼルスで開かれ、全米で高視聴率を記録するドラマやコメディー、バラエティー番組などの出演者らが一堂に会した。

AP通信によると、ドラマ部門では、日本でも大人気のシリーズ「24−TWENTY FOUR−」が最優秀ドラマ賞、主演男優賞を含む3部門を受賞。

いつかは必ずと思っていましたが、2002年以来毎年ノミネートされて、5回目にしての初受賞ですから、歓びもひとしおだろうと思います。

…もっとも、ぼくはまだシーズン3の途中でもたもたしていますが^^;

プリズン・ブレイクのセカンドシーズンもアメリカでは始まったようですし、うかうかしていられませんね。

詳細は→《コチラ


さて、エミー賞が全米のテレビの賞なら、韓国では【百想芸術大賞】ということになるのでしょうか。こちらは、映画部門とテレビ部門がありますが。

百想芸術大賞とは映画・テレビ・芸術、文化向上と発展を目指し、1965年から毎年開催されている韓国で最も名誉ある授賞式です。前年3月1日から翌年2月末まで上映、放送された映画やテレビ番組を対象に、厳選な審査と投票の結果により対象が決定される韓国唯一の総合芸術賞です。又、主に昨年の受賞者がプレゼンテータで参加する予定です。

今年の第42回の大賞は、映画部門は【王の男】、TV部門は【私の名前はキム・サムスン】が獲得しましたが、今回とりあげたいのは、2年前の2004年第40回のTV部門受賞者についてです。

注目したい受賞者をあげると ―
☆演出賞
イ・ビョンフン(MBC 【大長今】)

☆最優秀演技賞(男性)
チョ・インソン(SBS 【バリでの出来事】)

☆最優秀演技賞(女性)
ハ・ジウォン(SBS 【バリでの出来事】)

☆脚本賞
キム・ギホ(SBS 【バリでの出来事】)

☆新人演出賞
イ・ジェギュ(MBC 【茶母】)

☆新人演技賞(男性)
キム・ミンジュン(MBC 【茶母】)

☆新人演技賞(女性)
ハン・ジへ(KBS 【ランラン18才】)

大賞・作品賞は逃しましたが、【バリの出来事】と【茶母】が突出しています。

なかでも衝撃だったのが、最優秀演技賞を受賞したハ・ジウォンさんだったそうです。
コ・ドゥシム、キム・ヒエ、イ・ヨンエという貫録ある女優を退け、驚くことにハ・ジウォンが最優秀演技賞を受賞。

【バリでの出来事】と【茶母】の2つのドラマで披露した印象的な演技が評価された。
『HOT CHILI PAPER 2004 MAY Vol.22』

納得です^^
posted by sakae at 23:56 | Comment(6) | TrackBack(2) | 映画/ドラマ

2006年08月26日

ノーカット完全盤 ― 【チェオクの剣】<茶母>(その4)

チュオクの剣 シナリオ・ブック』が今日届き、さっそく視聴済みの第1話を読みました。

なんと!最初の2ページで、ある重大な事実がネタばれになっている〜^^; よもやというかやはりというか…、ずばりと指摘されているので皆さまご注意を!!ま、ぼくはこの作品は繰り返し観る予感がするので、気にしないことにします^^

それはさておき、セリフを本で読むというのはやはりいいです。
たとえば ―

チョ・セウクとファンボ・ユンが向かい合って座っている。
そのそばで茶を淹れ、碗に分けるチェオク。その指先がきれいだ。
チョ・セウクとファンボ・ユンに順に茶を出すチェオク。

セウク:茶の味に深みがある。

チェオク:ナニお嬢様がくださった茶葉です。

セウク:茶葉も大事だが、茶の味を引き出せるかどうかは茶母(タモ)の腕次第だ。従事館(チョンサグァン)もお飲みなさい。

ユン:はい。

この短いやり取りのなかに、「ナニ」を含めた4人の関係が見事に提示されていますよね。

“韓国放送時のオリジナル脚本”をベースとしているので、例によってカットシーンも含まれています。となると、やはり…【ノーカット完全盤】が観たくなります^^

検索すると、“売り切れ”が多いのですが、割引率がさほど高くないせいか在庫のあるところもあって、字幕はついていませんがリージョンAllで国内の機器でもふつうに視聴できるということで、購入を決めました!


tamoKorea.jpg


さほどカットシーンがある訳ではないようですが、やはり音楽の使い方とかは違うようです。

シナリオ・ブックはセリフと最低限のト書きが書かれているだけなので、カットシーンやお気に入りのシーンをとりあげたいな…。

あ、時間が許せばですけど^^v
 
【ノーカット完全盤】仕様
posted by sakae at 23:49 | Comment(3) | TrackBack(0) | 【チェオクの剣】

2006年08月25日

もうひとりの茶母 ― 【チェオクの剣】<茶母>(その3)

新刊DVD【デュエリスト】をレンタルしてきました。

ジェネオン エンタテインメント
デュエリスト コレクターズBOX (初回限定生産)

原作は、【チュオクの剣】と同じパン・ハッキさんのコミック『茶母』で、ハ・ジウォンさんが「ナムスン」役で活躍しますから、時代背景等は同じです。

ただ、これは好みが分かれるところだと思いますが、大幅に翻案化され、時代劇というよりは設定だけを借りた、イ・ミョンセ監督の映像美を前面に展開した作品となっています。

その結果、【チュオクの剣】を視聴した観客にはその“美学”を楽しむことができるでしょうが、はじめての観客には戸惑いが残る気がします。

原作やドラマには登場しない、カン・ドンウォンさん演じる謎の剣士「悲しい目」が素敵です。美術を担当したのは、あの映画【箪笥】のチョ・グニョンさんとイ・ヒョンジュさんです。

約8億円の製作費をかけただけあって、映像は一見の価値ありですが、肝心の“ラブストーリーの切なさ”は、ぼくには伝わってこなかったのは残念…。
 

オマケ
posted by sakae at 23:54 | Comment(4) | TrackBack(0) | 【チェオクの剣】

2006年08月24日

『シナリオ・ブック』 ― 【チェオクの剣】<茶母>(その2)

すぐれたドラマには、名場面名科白ありです。1話を視聴しただけですが、迷わず注文しました。

パン ハッキ, 根本 理恵, チョン ヒョンス
チェオクの剣 シナリオ・ブック


こちらも根本さんの翻訳…安心できます。原文は掲載されていないのが残念ですが、ハングル文字より音声を繰り返し聴くほうがいいかも、と5分間韓国語学習者(?)は思っています^^

第1回「偽金事件発生」に関連して、【常平通宝】について『朝鮮王朝実録』より↓
 
続きを読む
posted by sakae at 23:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | 【チェオクの剣】

2006年08月23日

原作はコミック ― 【チェオクの剣】<茶母>(その1)

“3大韓国ドラマ”ともいわれる、【ごめん、愛してる】【バリでの出来事】を視聴したからには、お次は当然【チェオクの剣】ということで、さっそく第1話をDVDで観たところです。

いやー、ハ・ジウォンさんの新たなというか、こちらが本来のというべきか魅力満載!しかも、1692年朝鮮王朝第19代粛宗(1674-1720)の時代背景といい、1話目にしてはやくも「茶母嬖人(タモペイン)」仲間入りの予感^^

tamo.jpg


今日はそういうわけで時間がないので、ご報告まで…と思いましたが、ひとつだけ。

『茶母』の漫画単行本が出版》によると ―
『茶母』の誕生は、某週刊誌に『茶母ナムスン』というタイトルで初めて掲載された1970年代に遡る。

「『燃藜室記述』には朝鮮孝宗(ヒョジョン)朝の金自點(キム・ジャジョム)の謀逆事件が起こった時、茶母が潜入して情報を入手したという記録が残っています。この他にも『大東野乗』、『朝鮮王朝実録』などで茶母に関する記録を読み、素晴らしい活躍をした朝鮮女性の物語を描きたくなりました」

『朝鮮王朝実録』にも記録があるのですね。
 

posted by sakae at 23:54 | Comment(11) | TrackBack(0) | 【チェオクの剣】

2006年08月22日

もうひとつの“ワンコインDVD” ― DVDMAGIC

少し前に《ワンコインDVD》に関する記事にふれましたが、昨日の日経新聞を読んで、もうひとつ別種のワンコインDVDの存在を知りました。

20世紀フォックス・ホームエンターテイメント・ジャパンが4月にコンビニエンスストアなどで発売した人気の海外連続ドラマ「24」は1枚500円。1週間レンタルで借りるのに比べると150円程度高いが、販売用の新作DVDに比べると格段に安い。

「24」第1巻は八話を収録しているが、追加料金なしで見られるのは3話まで。4話以降は1話あたり1週間210円の支払いが必要だ。ここで使われているのが、ヴィジョネアが開発した技術だ。

利用者は携帯電話のカメラを使ってDVDの箱にある二次元バーコードを読み込み、暗号を解除するパスワードを得る。それを再生画面上に入力すると、映像が見られるようになる。料金は通話料金と同時に払う。

数百円の「お試し感覚」で連続ドラマを見られる上に、貸し出し中で話が途切れる心配も無い。映像を半分所有しながら半分レンタルする感覚だ。

こちらはワンコインはワンコインでも3話分に限定されているので、確かに「お試し」にはもってこいでも、全編“所有”したい向きにはあっていません。

なのでどちらかというと、広告用途にむいている気がします。先の記事もそのことにふれています。

昨年6月以降、リクルートの結婚情報雑誌「ゼクシィ」に定期的に採用されている付録DVDは、ネット接続のパソコンで再生すると、結婚式や新婚旅行に関する映像が次々と出てくる。このDVDにはヴィジョネアの技術が組み込まれていて、購入者が発売後何日たってどの映像を見たのか、何分間視聴したかなど詳細データを取得し、分析結果がリクルートに伝わる。

これは広告主にとってはリアルタイムに貴重なデータを収集できるのですから、非常に有効なツールとなるに違いありませんが、個人の側からすれば知らぬ間に自分の興味・関心がデータ化されているので、場合によっては一抹の不安ないしは不気味さを感じさせます。

もっともそうしたことは今にはじまったことではなく、たとえばGoogleの提供するGmailなども見出しや本文から“勝手に”、それに関連する広告を表示しています。こうした広告を掲載するかわりに、使用それ自体は無料という“Googleモデル”がネットワーク上にはどんどん増えていっている気配です。

ネットワークによって実現される、たとえば“オン・デマンド”技術は確かに便利であるし、有効活用は誰しも望むところですが、知らぬ間に悪用される危険性もまた存在することを忘れてはならないと思います。

ちなみに、先のDVDに使われている技術は、《DVDMAGIC》と呼ばれ、記事にも書かれているようにヴィジョネアが提供しています。関心のある方は→《コチラ

 
posted by sakae at 23:02 | Comment(2) | TrackBack(0) | いろいろ

2006年08月21日

一気に十話 ― 【バリでの出来事】

日曜日の午後、【バリでの出来事】(全20話)を第11話から観始めたら止らなくなり、あれよあれよというまに最終話まで視聴してしまいました!

先日もかきましたが、展開の妙といいましょうか、チョン・インソン演じるジェミンの“壊れ具合”がエスカレートしていく様と、やはり場当たり的に感じるままに振る舞い、その結果として二人の男を思いきり振り回すことになるハ・ジウォン演じるスジョンの奇妙な魅力と、その狭間で苦悩を深めるソ・ジソブ演じるイヌクと、自分の蒔いた種とはいえここまで徹底的に無視されても後半もっと反撃にでてもよかったと思えるパク・イェジン演じるヨンジュと、ドロドロの関係のおもしろさが、一気に十話を観させずにはおかない大きな力だったことは違いありません。

…し、しかし伝説になったとまでいわれる「最終話」…ああいう終わり方しかなかったのでしょうが、その前のイヌクによるどんでん返しをもっともっと緻密に構成し、イヌクの過去を掘り下げて、冒頭からきちんと伏線をはりしっかりとしたサスペンス仕立てになっていたら、ぼくにとっては間違いなく傑作になっていたことでしょう…。

このドラマにはこれまで視聴してきた韓国ドラマの定番とも言える、“不治の病”も“交通事故”も“記憶喪失”も出てこなかったのは、新鮮でした。それでも十分におもしろいのは、構成と展開の思いきりのよさです。片や孤児、片や財閥の子息です。片や粗末なバラックのような家、片や大豪邸です。感情の針は振り切ってしまい、行動は暴走しがちです。そうしたものは日本ドラマなら多くの場合滑稽ですが、韓国ドラマでは大きな魅力となります。

聞くところによると、ジェミン派とイヌク派に“好み”が別れるそうですが、男性の目から観たらどう考えてもイヌクになると思うので、やはり女性の感性というのは奥が深いのだなとあらためて感心しました。

…あ、“考え”ちゃわからないのかもしれませんね^^;
 
posted by sakae at 22:15 | Comment(1) | TrackBack(0) | 映画/ドラマ

2006年08月19日

視聴中の国内ドラマ ― 沢尻エリカCDデビュー

最近になって、国内のドラマも少しずつですが観るようになりました。この夏のドラマでは、以前にも書いたように【下北サンデーズ】(テレビ朝日系列・木9:00)と【タイヨウのうた】(TBS系列・金10:00)の2本を視聴しています。

視聴率ではともに苦戦を強いられているようですが、脚本も演出もよくできていて最終回まで見届けるつもりです。ともにぼくの住むO線つながりでもありますしネ^^

両作品のテイストは全く異なるので比較することはできませんが、【タイヨウのうた】で沢尻エリカさんをはじめてみたので、現在のところそちらの印象がやや強い気がします。

ふりかえれば、未見ですが沢尻さんがこれまで出演された作品のいくつかは、彼女が出演しているのとは別の点で興味を持っていました。

たとえば、井筒和幸監督作品【パッチギ!】(2004)やレミオの【粉雪】が挿入歌として使われた【1リットルの涙】(フジテレビ系列・2005/10-12)も気になっていました。今回【タイヨウのうた】で彼女の自然体の演技を観て、上記の作品もチェックしてみようと思っています。

ドラマと連動してCDデビューもされるとかで、現在Amazonの音楽ランキング急上昇中です!


 
もちろん映画【手紙】での演技も楽しみです^^
 
posted by sakae at 23:50 | Comment(15) | TrackBack(1) | 映画/ドラマ

2006年08月18日

韓国ドラマ・映画対決 ― 【黄真伊】(ファン・ジニ)

韓国ドラマ【バリでの出来事】<SBS・2004/1-3>(全20回)のちょうど10回までを視聴しました。ソ・ジソブさん出演ということで観はじめましたが、例によって突っ込みどころもありますが、このドラマの展開も実にうまくできていて飽きることがありません。“伝説化”したとまでいわれる!?ラストシーンも楽しみです^^

例によって朝鮮日報で関連記事を読んでみると、この作品は、【ごめん、愛してる】【チェオクの剣】と共に“廃人(熱烈ファン)シンドローム”を巻き起こした

3大韓国ドラマ

なのだそうです!

なるほど、イヌク役のソ・ジソブはもちろん、イヌクとはまさに好対照のジェミン役のチョ・インソンもキャラがはっきりと立っていて、ヒロインなのだけれど、なんだかつかみどころのないスジョンをめぐる両者の関係が毎回見ものです。

このドラマの前半までのおもしろさというのは、登場人物全員が善男善女でもなければ悪人でもないという、“人物設定”にあると思います。相手への思いもどこか中途半端、互いの距離のとり方もぎくしゃくとして頼りなく、まさに揺れ動く“四角関係”です。それがかえってリアルな印象を与えます。

そして何よりも魅力的なのは、彼ら/彼女らの“目”です。4人が4人とも違う。ジソブさんはいうまでもありませんが、スジョン役のハ・ジウォンさんの睨みつけるような“目力”も印象的です。

先程の“3大韓国ドラマ”ですが、ジソプさんがうち2作出演しているのと同様、ハ・ジウォンさんも【バリ】【チュオクの剣】と2作に出演しています。【チュオクの剣】もそのうちみたいと思いますが、ハ・ジウォンさんつながりで興味を持ったのは、KBS2で10月11日から放送を開始する水木ドラマ【黄真伊】です。

黄真伊(ファン・ジニ)は、朝鮮王朝「中宗」の時代に実在した妓生(キーセン=芸妓)出身の詩人だそうで、原作は北朝鮮の作家ホン・ソクチュンさん(65)の同名の小説とか。

『黄真伊』のシナリオを執筆している作家ユン・ソンジュ氏は「これまでの黄真伊のイメージは、どちらかというと優れた美貌と魅力を武器に男性たちを誘惑する女性像だったが、今回のドラマ『黄真伊』ではその時代を代表する優れた詩人あるいは音楽を愛する芸術家としての面や、男女差別が当たり前だった時代に女性の自立した人生を志向した強い女性としての面を描く」とし、「黄真伊のこれまでとは違った評価をテーマとしている」と話した。


こちらも韓国においてはよく知られた人物なのですね。

ドラマのヒロインに誰が選ばれるのかも注目されていましたが、やはり今年の末に公開予定の映画【黄真伊】とのヒロイン対決も見ものです。かたや、ドラマは【バリ】以来、2年7ヶ月ぶりというハ・ジウォン、映画版が【僕の、世界の中心は、君だ】に続いてのソン・ヘギョですからね。

これは余談ですが、今年下半期に公開される予定の映画【パボ】(バカ)で、主演のチャ・テヒョンさんと共演したのはハ・ジウォンさんだとか。とすると、ここでもテヒョンさんを間にもうひとつのヒロイン対決(?)が観られるのかもしれません^^
 
posted by sakae at 23:53 | Comment(20) | TrackBack(0) | 【ファン・ジニ】

2006年08月17日

「日本人の来た道」 ― 関野吉晴【新グレートジャーニー】

これまで冒険とか探検に関する番組は観たことがなかったのですが、先週の土曜日フジテレビ系列で放映された《新グレートジャーニー 日本人の来た道》は、最近の《日本語の起源と古代朝鮮語》や《【アイヌ風俗絵巻】 ― ライデン国立民族学博物館》つながりで、興味深く視聴しました。

今回は「北方ルート」 ―
第1ステージ/モンゴル再訪&夏のアムール街道をゆく
(2004年7月8日〜9月5日)

第2ステージ/大いなる寄り道、北極圏の狩人と暮らす
(2004年10月22日〜11月18日)

第3ステージ/間宮海峡横断、サハリン冬の旅
(2005年1月10日〜2月18日)

第4ステージ/サハリン縦断、宗谷海峡を渡りゴール北海道へ
(2005年7月8日〜8月25日)

一年以上の月日を費やして、“道具”と動物の力を借りるだけで極寒の地を旅する姿は、まさにグレート!でした。

「日本語」をめぐる話題はありませんでしたが、「学問だけでは見えない」からだを張った旅を目にして、“日本人の祖先”は

なぜそんな危険を冒してまで日本列島を目指したのか

あるいは目指さざるをえなかったのか

という思いを抱きました。

関野さんも番組で語っていましたが、例えばアムール川流域に暮らしているおばあちゃんは、日本人のおばあちゃんのお顔でした。そこには“国”や“行政区域”の単位では到底計り知れない、太いつながりが横たわっているように感じられました。

関野さんは2007年春の完走を目指して、現在2番目の「南方ルート」に挑戦されています。来年の放映も楽しみです。



 

posted by sakae at 22:33 | Comment(2) | TrackBack(0) | いろいろ

2006年08月16日

ライブ・レボ! ― レミオロメン【SUMMER LIVE “STAND BY ME" IN 山梨】

先週の土曜日、山梨県の日本航空学園滑走路でおこなわれた、レミオロメンのライブに参加された方から、当日の模様を伝えるレポをいただきました。

あいにくの天候にもかかわらず、それを逆に吹き飛ばしてしまった素晴らしいライブだったようです。

貴重なレポありがとうございます!
 
☆ライブ・レポ!
posted by sakae at 23:49 | Comment(3) | TrackBack(0) | 音楽

2006年08月15日

“二人一緒じゃないと見つからない” ― 松本大洋『鉄コン筋クリート』

ここ何回かふれているイベント「第19回東京国際映画祭」。最初ぼんやり眺めていたのですが、《特別招待作品》をよくみると、そのなかに1本アニメ作品があって、なんと!そのキャストに

二宮和也/蒼井 優


な、なに〜【ハチクロ】もまだみてないのに、声優初挑戦〜の映画は【鉄コン筋クリート】。

サイト内の「MEDIA」をclickして、「!」をさらにclickすると、予告編をみることができますが、シロ役の蒼井さん、絶叫してます^^

さっそく松本大洋さんの原作の第1巻と第2巻を手に取りました。(第3巻だけどうしたわけか9月発送になるみたい…)


アニメもおもしろそうですが、この作品、その絵の力!

…圧倒されます。
 
posted by sakae at 23:51 | Comment(15) | TrackBack(0) |

2006年08月14日

夏の終わりに ― 音速ライン【100景】

轟くサウンドのうねりに、切ない歌声がからみ、突き抜けていく音楽空間。音速ラインのニューアルバム、今回もイイです!

音速ライン, 藤井敬之
100景

1. 3分の2
2. コトノハ
3. みずいろの町
4. ナツメ
5. ここにいる
6. 上昇気流
7. 夕凪の橋
8. 観覧車
9. ラリー
10. 週末旅行
11. 5日ノート

【ここにいる】と【夕凪の橋】はインディーズ時代の曲だそうですが、今回のアルバムにあわせてのニューバージョンとなっています。

前回の【風景描写】から今回の【100景】へと、アルバムタイトルが象徴するように、もっともっと広がっていくんだ!という彼らの意気込みが感じられます。

そして原風景 ― 長い夏休みの終わり、あるいは晩夏。それはひとつの終わりまたは別れではあるのだけれど、同時に違った季節の始まりでもあって、その境界線上を疾走していくようなイメージがあります。

全11曲40分にもみたない、もっともっと聞きたいアルバムです。
 
posted by sakae at 22:40 | Comment(4) | TrackBack(0) | 音楽

2006年08月12日

代表作の予感 ― イム・スジョン【幸福】(ホ・ジノ監督作品)

【角砂糖】そして【サイボーグだけど大丈夫】と、たてつづけに映画出演をしているイム・スジョンさんの次回作が発表になりました。



休む間もなくって感じで、ちょっと心配になるくらいですが、ご存知ホ・ジノ監督作品ですから、いやでも期待が高まります!

上記の記事中、「成熟した女性」「今までの可愛らしい少女のイメージを脱皮」といった言葉から、この作品がもしかしたら彼女の“代表作”となるかも…という気さえします。

共演のファン・ジョンミンさんのことをぼくは知りませんでしたが、かなりの演技派のようでますます楽しみです。

ファン・ジョンミンさんが出演された映画が、この秋2本も日本で公開されます。

◎【女、チョンヘ】(邦題・チャーミングガール)《オフィシャルサイト

◎【君は僕の運命】(邦題・ユア・マイ・サンシャイン)《オフィシャルサイト


こちらも要チェックですね!
 
posted by sakae at 23:48 | Comment(5) | TrackBack(0) | 映画/ドラマ

2006年08月11日

【東京ゴッドファーザーズ】

“私の夢が、犯されている!”》でふれた、今敏監督のアニメーション映画【東京ゴッドファーザーズ】をDVDで鑑賞しました。



オフィシャルサイト》にも詳しくかかれていますが、このアニメの主人公は、なんと3人のホームレス。それも三者三様。

○ギン=41歳のオッサン。自称元競輪選手。落ちぶれ老け込みはしたが、一片の“男気”を内に灯しつづけている。(声・江守徹)

○ハナ=中年のドラッグ・クイーン(つまりオカマ)。見かけはごつくても、拾った赤ん坊のために誰よりもつくす“母性”の権化。(声・梅垣義明)

○ミユキ=なにやらいわくありげな家出娘。何の彼のと言いつつギンとハナと行動を共にする。(声・岡本綾)

昨今の映画やドラマでは主人公とはなりえない“キャラクター設定”一つとっても、このアニメは一見の価値ありです。

少し前に日経新聞コラムで、脚本家の岡田惠和(おかだ・よしかず)さんが、“最近のドラマは若者ばかりで、子供たちのあこがれるような大人が描かれていない”と書かれていました。

もちろんホームレスはあこがれるような大人ではありません。でもそれだからこそ浮かび上がる、今の時代のありようと、彼らが背負い続ける過去。これまでの人生模様と、「奇跡」によって新たに引き出されていく彼らの人間としての魅力は、説得力があります。

三者三様ですが、まさに三人がともに変わっていきます。その変わり方がうすっぺらなものではないのです。

そして額の真ん中にほくろのある赤ん坊「清子」を抱えて、彼らが奔走する夜の大都会 ― 東京。“実写”よりもリアルな描写が楽しめます。

真夏に観ることになってしまいましたが、上映当時(2003年11月)のように年の暮れだと、バックに流れる【第9】がより印象的だったろうな…とは思います^^
 
そうそうこの作品、脚本に信本敬子さんが参加されていますが、彼女の代表作の一つが、あの【白線流し】だと知って、おぉ!っという感じなのでした。
 

posted by sakae at 22:15 | Comment(3) | TrackBack(0) | 映画/ドラマ

2006年08月10日

韓国ドラマ in GyaO

【ごめん、愛してる】の余韻いまだ冷めやらず、ソ・ジソブさんが出演されているドラマ【バリでの出来事】を観ようかなと思っていたところ…

GyaOで現在第1話から4話まで無料視聴できます!→《コチラ

さらに、あの《美しき日々》も!

パリの恋人》も!


でも、そんなには観られません^^;
 
posted by sakae at 03:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | 映画/ドラマ

2006年08月09日

“神経科学からのアプローチ” ― クリストフ・コッホ『意識の探求』(上)

記憶 ― 環境という外部装置》で触れた下條信輔『「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤』を読み終えてほどない、この前の日曜日、今度は日経新聞の読書欄で脳科学者・茂木健一郎さんが取り上げていたのが、こちら↓


クリストフ・コッホ, 土谷 尚嗣, 金井 良太
意識の探求―神経科学からのアプローチ (上)


あまりのタイミングのよさに、早速注文^^

茂木さんの書評から ―

20世紀も最後の10年になって、意識を科学の対象として探求しようという機運が高まってきた。とりわけ、急速に発展してきた脳科学の立場から、意識を生み出す脳のしくみを説明しようという試みが多くの研究者によってなされてきた。

本書の著者のクリストフ・コッホ教授は、意識研究の分野の第一人者である。…

中心になるのは、本書でも詳しく議論されている「意識と相関するニューロン」の概念である。様々な手法で脳の中のニューロン(神経細胞)の活動の様子が明らかにされ、私たちの意識的体験と比較することが可能になってきた。

どのような神経細胞の活動が意識に上るのか、その対応関係を明らかにすることが、意識の科学的な研究の戦略であるべきだというのが本書の主張である。

おそらく下條さんのアプローチとはまた異なるのは、まだ読みはじめですが次のような記述からもうかがえます。

この本の作業仮説は、脳内のニューロンが持つ特徴から意識が「出現」するということである。
(上巻・p.25)

下條さんの先の本で印象的だったのは、たとえば ―

前章で取り上げた 「サイバネティック・タートル」エルマーとエルシーは、感覚系(センサー)と駆動系のきわめて単純な連結だけで動いているのに、はたからみると非常に生命的で、意図や社会性さえ持っているように見えてしまうロボット亀でした。この例を紹介したのは、意識を持っているように「ふるまう」ためには、身体性を持つことが重要であるとともに、「見る側」の認知様式が問題となるということを指摘するためです。

将来さらにロボティックス技術が進んで、人格や感情だけではなく身体の微妙な生理反応まで人間そっくりのサイボーグが出回るようになったとすると、そのサイボーグが人間的な悩みにさいなまれたり、また本物の人間がそれと知らずにサイボーグに恋をしてしまう、などということも起こりえます。エルマーとエルシーの例から私たちが実感するのは、これに類することが、それほどの技術的進歩を待たなくても(こちら側の認知様式のせいで)、案外簡単に起こるのかもしれないということです。

このように、意識は見る側の主観の問題でもあり、また見る側の内面の投影でもある。別の言い方をすれば、本人の行動の外からの観察者による認知であり、「帰属」なのです。
(p.184〜185)

下條さんは、「意識」とは「どこまでいっても多角的で重層的で、濃淡を持つ連続的なもの」であり、「観察する側の認知の様式で決まる」とかかれています。
(p.188〜189)

ともあれ、茂木さんが「意識研究を不作為の迷宮から救い出す上で、大きな役割を果たした」というコッホ教授のこの本は、楽しみな一冊(上下で二冊)です。

翻訳がこなれていて、今までのところぼくのような素人でも読みやすいのはありがたいことです。

翻訳を担当されたお一人、土谷尚嗣さんのサイトは→《コチラ
 


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2006年08月08日

便利なサイト ― 《韓国TV・映画・ドラマ》

韓国情報誌にはいろいろ掲載されているのでしょうが、ぼくは知りませんでした。↓

◎《韓国TV・映画・ドラマ

韓国映画のスクリプトがどこかで手に入らないかなと検索していて発見!

韓国ドラマをネットで無料視聴できてしまうんですね。字幕はもちろんありませんが。(Macではうまくいかないかも)

番組表もあるから、ハングルの学習もかねてチェックしてみるのもいいかもしれません。ただ程々にしないと時間があっという間にすぎてしまいます^^

スクリプトの方は、上記サイトに掲載された“Boot movie”(http://www.boot.pe.kr/)にいろいろありました。ハングル表示なので、例えばエキサイトの《ウェブページ翻訳》に上記アドレスをかませて使うと、あたりまえですが日本語表示されます。

タイトルバーの【映画資料室】をclickすると、韓国映画シナリオだけでなく外国映画シナリオなどもチェックすることができます。ただしダウンロードするときは、ウェブページ翻訳をとおさずにアクセスる必要があるようです。(著作権の問題があるのでご注意ください)

【波浪注意報】(僕の、世界の中心は、君だ。)や日本映画【Love Letter】なんかもあります。

以前から感じていたのですが、韓国語ウェブページ翻訳は、英語に比べるとはるかに精度が高いように思います。文法的に英語よりは似ているというのがあるのかもしれませんが、この無料の“翻訳機”の存在も韓国語学習の有力なツールですね。
 
posted by sakae at 23:52 | Comment(2) | TrackBack(0) | いろいろ

2006年08月07日

毎日5分 ― 韓国語

性懲りもなく、韓国語学習をまた始めようかと^^

これといった目的はないので、例によって“積読”状態だった本にくっついているCDを聞き始めました。


野間 秀樹
至福の朝鮮語

何度か聞き流しているだけなのですが、確実に聞き取れる“音”は増えていっている気はします。何言ってるかは相変わらずわかってないんですけど^^;

あとやはり効果がありそうだなと思うのは、韓国ドラマですね。毎週何がしかのドラマを観ていると、聞いたことのある科白が必ず一つや二つ出てきます。

勉強だと長続きしないので、5分でもいいから毎日 ― これをこの夏の目標にしようと思います。5分じゃ話にならない…と10分に、さらに20分にと増やしていければいいんですけどね^^
 


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2006年08月05日

【初恋死守決起大会】/【君に捧げる初恋】

友人Tは、仕事がら韓国に出かけることも多く、ハングルも個人の先生に習っている本格派です。久しぶり会って彼が貸してくれたのが、コチラ↓


もっとも、正確にいうと韓国オリジナル版【初恋死守決起大会】です。したがって、英語字幕視聴のため、想像が結構入っています^^;

でもチャ・テヒョンさんとイェジンさんのラブコメですから、ぼくにとっておもしろくないはずがありません^^

映画【君に捧げる初恋】は6月に日本で公開していたのですね。上記のDVDは10月25日発売予定。

韓国での公開は2003年6月。イェジンさん出演の映画でみると【ラブストーリー】(クラシック・2003年1月)と【私の頭の中の消しゴム】(2004年11月)のあいだということになります。

テヒョンさんとは【永遠の片思い】(恋愛小説・2002年9月)に続く共演ですから、息もぴったりです。

韓国オリジナルと日本版のタイトルのつけ方の違いは今回もおもいしろいです。それはポスターにより過激に(?)あらわれています。韓国版は ―



こちらはコメディを前面に押し出していますが、韓国ラブコメの大きな魅力 ― 笑いと涙のバランスはこの作品もよくできています。話の流れは途中でわかっちゃいましたけどね^^

イェジンさん演じるイルメのお父さん役のユ・ドングンさんも、いい味を出されています。

イェジンさんの透明感のようなものは、この作品でもよくでていますし、後の作品で開花する魅力の一端を垣間見ることもできます。おまけにウェデング姿に水着姿(!)と、男性ファンは必見です^^

監督は、この作品が映画第一作となったオ・ジェンノクさん。かれは1999年のドラマ【Happy Together】の監督もしていました。


この作品、テヒョンさんとチョン・ジヒョンさんが共演しているというので大分前に観ましたが、いま思えばすごいキャスト。監督はこのときすでにテヒョンさんをよく知っていたのですね。

イェジンさんと共演する男優陣、どの作品もいいんですよねぇ。互いが互いの魅力を惹き出すという感じ。

【君に捧げる初恋】は、10月にもう一度日本版DVDで観たいと思っています^^
 
posted by sakae at 23:41 | Comment(7) | TrackBack(0) | 映画/ドラマ

2006年08月04日

“骨太の歴史小説かつ超面白伝奇小説” ― 荒山 徹『高麗秘帖』

と、帯に記された文芸評論家・北山次郎さんのキャッチに代表されるように、荒山徹さんの作品を絶賛される方って結構いらっしゃって、どうせ読むなら処女作をということで手にしたのがこちら↓


サブタイトルだけでも興味をそそりますが、本の扉を開くと、当時(16世紀末)の朝鮮半島の地図が折り込まれてあって、早くも本格派の予感…。

読みはじめたばかりですが、登場する人物の漢字表記のルビは、朝鮮人のみならず日本人の場合も、朝鮮語読みの片仮名表記となっているのです。地名も同じ。日本読みでどんどん読み進めてもいっこうにかまわないと思うのですが、主要なものをメモしながら読み進めるとそれだけでも当時の雰囲気が感じられて楽しいです。

ネットで荒山さんを検索すると、《本よみうり堂・ずっと“一人韓流”だった》の記事が!

文禄慶長の役の名将、李舜臣(イスンシン)暗殺の陰謀を巡るデビュー作『高麗秘帖』(祥伝社文庫)を始め、日朝の交流史に奇想天外な剣術、忍法を絡め、血わき肉躍る物語を作り上げる。山田風太郎ばりの活劇は、大衆小説の王道だった時代伝奇ものを継ぐ本格派として評価が高い。

文庫版もでています。『高麗秘帖―朝鮮出兵異聞』

映画【王の男】が、朝鮮第10代王燕山君をモデルにしていることを知り、「朝鮮史」について知りたいと思っています。

原典というと『朝鮮王朝実録』ということになるようです。例によってウィキペディアから ―

李氏朝鮮の初代太祖の時から哲宗に至るまで25代472年間の歴史的事実を編年体で編纂した漢文記録。1893巻。

李氏朝鮮では高麗王朝の伝統を受け、春秋館及び芸文館を常設して時政を記録した。その筆法は朝鮮の歴史記録の伝統により、時の国王の介入を許さない厳格なものであったと伝えられる。

ハングルのわかる人は、「国史編纂委員会が著作権を買い2005年12月22日よりインターネットにおいて無料で読むことができる」ようです。→《コチラ

手頃な本はないかと探したところ ―

朴 永圭, 尹 淑姫, 神田 聡
朝鮮王朝実録

図書館サイトの案内には次のようにかかれています。

李成桂が王朝を開き、明治日本に蹂躙されるまで、五百年の正史を一冊に縮約。中国の圧力と新興日本の間で独自の文化を育んだ長寿の王朝を、ディテール豊かに伝える。日韓関係を大陸側から読める必須の史書。

予約しました^^

そういえば…と思い出したのが、【チャングムの誓い】。ひたすら録画を続けるだけで、まだ一回も観ていませんでした!

16世紀初頭の朝鮮王朝時代を舞台に、実在の医女チャングム(長今)をモデルにして描かれた韓国の時代劇。

激しく出遅れておりますので、この夏、忙しくなりそうです^^;
 
posted by sakae at 23:49 | Comment(14) | TrackBack(1) |

2006年08月03日

こま切れの時間 ― 携帯ゲーム機が逆転

家庭用ゲーム機は触ったことがないくらいゲーム音痴ですが、その動向には興味があります。

以下は日経新聞8月2日朝刊の記事から ―

◎据え置き型を携帯機が逆転 ― 家庭用ゲーム機
2006年上半期(1〜6月)の国内家庭用ゲーム市場(機器とソフトの販売金額合計)で、携帯ゲーム機の比率が据え置き型ゲーム機をはじめて上回った。

ゲーム調査のエンターブレインによると、家庭用ゲーム市場で携帯機が占める比率は02年(市場規模4,702億円)の20%から05年(同4547億円)は47%に上昇。

今年1〜6月(同2,768億円)では59%となり、1997年の調査開始以来初めて比率が逆転した。通年でも5割を超える可能性がある。

ぼくのまわりにも、任天堂DS持っている“中年”がいるくらいですから、数で勝るというのはわかりやすいですが、市場でも逆転しているのですね。

ゲームソフト市場も携帯機が中心だ。06年上半期に実売100万本を超えたソフト6本のうち5本がDS向けで、任天堂の独り勝ち状態。脳を鍛えるゲームなどの人気で高齢者にも利用層が広がり、ゲーム機は家庭に一台ではなく、一人が一台持つ時代になった。

ゲームでもミリオンがヒットの大きな目安のようで、本もCDもそれを達成すというのは昔よりも大変と聞いたことがあります。幅広い年代層に支持されなければ難しいという現実はゲームでも同じなのかもしれません。

携帯機普及の背景には余暇行動の変化がある。娯楽が多様化してゲームをじっくり楽しむ時間がとれず、短時間で遊べる携帯機への注目が高まった。

大人も子どももまとまった時間がなかなか取れないというのが、ことに最近の日本社会のありようではないでしょうか。休日等を除けば、時間がこま切れになっているという感覚を、もうずいぶん前から抱いています。

ラジオで耳にした言葉ですが、現代人に嫌われるのは“N・H・K”すなわち“長い”(Hは忘れました)“暗い”なのだそうです。以前にもまして重厚長大な作品は売れないのでしょう。

ここには単に物理的時間だけではなく、ひとつのことに長くこだわる(あるいは束縛される)より、短時間でつぎからつぎへと変化する(あるいは簡単にリセットできる)ことを好む傾向があるのかもしれません。

“ブログ”が広がりをみせているのも、そうした“現代人”の嗜好にあっているからという気もします。
 



posted by sakae at 23:25 | Comment(3) | TrackBack(0) | いろいろ

2006年08月02日

“私の夢が、犯されている!” ― 映画【パプリカ】今 敏 × 筒井康隆 × マッドハウス

10月21日から開催される“第19回東京国際映画祭”で、もう一つ注目したいのが、《animecs TIFF 2006(仮)》です。

そのオープニングを飾るのが、今敏監督作品映画【パプリカ】。

まずは、サイトで概要をご覧ください。↑

原作は ―

筒井 康隆
パプリカ

呆れられちゃいますが、ぼくは筒井作品を一作も(!)読んでいないので、これを機会に手に取りたいと思います。

いま上映中の、アニメ【時をかける少女】はいろいろな方が絶賛していますが、筒井作品には、クリエイターを刺激してやまないものがあるのでしょうね。

そして、アニメ初心者には初耳の今敏(こん さとし)監督。
Wikipedia


さっそく何枚かレンタルしてきちゃいました^^ 
 


 
今敏監督作品 in Amazon
posted by sakae at 23:45 | Comment(9) | TrackBack(0) | 映画/ドラマ

2006年08月01日

“まれびとの往還” ― 『折口学が読み解く韓国芸能』

日曜日の読売の書評が、もうネットで読めるんですね。うれしいけれど、購読しなくてもすんじゃうなぁという人も結構いたりして^^

それはさておき、今回の書評で目を引いたのは、首都大学東京の神崎繁教授がとりあげた本です。


神崎さんは次のように記されています。

能楽の原型である猿楽・田楽の例に見られるように、芸能の起源が神事にあることを解明するにあたって、折口信夫の果たした役割は大きい。

この世と異なる「他界」から訪れた神である「まれびと」が、神の語り部となって「ことほぐ」ことから、芸能者はまた「ほかひびと」の別名をもち、仮面などの装束も人が神の姿に「やつす」ことを起源としているという。

従来、琉球など南島文化と結びつけられてきた着想を、本書では折口の学生時代の朝鮮語習得をえ梃子に、韓国芸能に適用する。

実際、「まれびと」の「まれ」は、尊さを意味する「まろ」同様、朝鮮語の「麻立(まーる)」に通じるという。

今、まさに関心をもちつつあることがらなので、ネットでちょっと調べてみました。

折口信夫の“まれびと”について、《世界神話辞典》には次のように記されています。

折口信夫の最大の功績は「日本人の神観念」に「マレビト」の概念を持ち込んだ事である。また、後に折口学と呼ばれる学問大系はこの「マレビト」を中心にして成立した、としても良いであろう。

「マレビト」とは、「稀に来る人」のことで、「時を定めて外界から訪れ、予祝などを行う存在である。」折口信夫自身は「まれびととは何か。神である。時を定めて来り、臨む大神である。(大空から)あるいは海のあなたから、ある村に限つて富みと齢とその他若干の幸福とを齋して来るものと、その村の人々が信じてゐた神の事なのである。」とのべている。マレビトの具体例は、日本神話中ではスサノヲが挙げられる。スサノヲが高天原から追放される段の『日本書紀』には「スサノヲが簑をつけて宿を諸神に乞うた」とある。…

また、

折口信夫の「まれびと」論を決定的にしたものは、「国文学の発生<第三稿>」(『古代研究(国文学編)』所収 全集第一巻所収)である。…

国文学の発生<第三稿>」は、《青空文庫》で読むことができます。

時間を見つけて読んでみようと思っています^^

書評に戻ると、最後に神崎さんは次のように書かれています。

そう言えば、話題の韓国映画『王の男』で権力者を翻弄する宮廷芸人には、確かに「まれびと」と考えると腑に落ちるところが多い。

おぉぅ!王の男】!!

皆さんよくご存知の【恋愛時代】のイェジンさんと共演されたカム・ウソンさんが、《【大鐘賞】の男優主演賞を受賞》した韓国映画史上最大のヒット作です。



この作品、俄然観たくなりました〜。イ・ジュンギさんもいいですよね!
 
『折口学が読み解く韓国芸能』/目次
posted by sakae at 23:50 | Comment(9) | TrackBack(0) |
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